昆虫ホテル
2024年6月5日
野生のハナバチがヨシの筒の先端を泥でふさいでいました。
写真ではオオツツハナバチ※というハチに見え、もしそうなら岡山県では58年も記録が途絶えていたほど稀な種類になります。
このハチは、一匹のメスの成虫が植物の空洞を泥で仕切り、花粉団子をいれて産卵したら、ほったらかしにします。
このような「農作物の受粉」や「生態系の維持」に役立つ昆虫が、世界的に減少しているので保全のために昆虫ホテルを作っているのです。
※近縁種の可能性もあるため、証拠標本を精査中。
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