コガタスズメバチ
2012年8月1日
トックリ型の巣を会社の中庭で見つけました。そこに、大きめのハチが入っていきました。
巣の形で「コガタスズメバチ」であることが分かります。
コガタスズメバチは女王蜂が一匹だけで越冬をして、最初は女王蜂が独力で写真のような巣を作り上げて、20匹足らずの働き蜂を育てています。
働き蜂が成虫になってからは、トックリ型からバレーボールくらいの大きさの丸い形へと作り変えていきます。
コガタスズメバチはミツバチにとって天敵であり、ミツバチの巣箱の前を飛びながら一匹ずつ獲っていきます。巣箱のミツバチを壊滅状態にしてしまうオオスズメバチほどではありませんが、秋にはスズメバチは数百匹になっていますので、積もり積もって被害は大きくなってしまいます。
もう少し大きくなってから駆除をしようと思いましたが、今はもう蜂の出入りはありません。スズメバチを引き寄せるトラップに引っかかったのかもしれません。
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