江戸を知る大イチョウ
2015年7月15日
夏の日差しがイチョウの樹の輪郭をくっきりと映し出しています。
鏡野町にある新町には樹齢三百年以上のイチョウの樹があります。新町は江戸時代に宿場町として栄えていました。この樹を目印に旅する人も多かったそうです。
イチョウの樹の近くには、殿様が泊まった宿があります。殿様もこのイチョウの樹の木陰で一休みされたのでしょうか。
町の天然記念物に指定されたこの樹は、生命力や力強さに溢れています。
秋には銀杏が実をつけ、近所の方がいつも拾っているそうです。今からこの樹が黄色に染まる季節が待ち遠しいです。
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