雨季の風物詩
2013年6月12日
会社から少し北にある水田地帯で、田んぼの傍にある木の枝にクリーム色の泡の塊を見つけました。これまで見たこともない不思議な物体はなんと、モリアオガエルの卵なのだそうです。
モリアオガエルは水中ではなく、水田などの水面にせり出した木の枝に卵を産み付けます。安全な場所で孵化したオタマジャクシが、水面に落ちてすぐに生活を始められるようにというカエルのお母さんの配慮でしょうか。
きっと、できるだけ多くの子孫を残すために、長い年月をかけてできた自然界の営みなのでしょう。その気が遠くなるほどの長い時間に思いを馳せつつ、しばらく見とれてしまいました。
自然豊かな鏡野町ならではの、雨季の風物詩です。
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