不規則な巣房に意味がある
2024年4月3日
セイヨウミツバチの群では、雄蜂を育児している巣房が増えてきました。雄蜂は、働き蜂よりも3mmほど大きいため、巣房も少し大きく作られます。
大きさの違う「正六角形」の近くに、失敗したような、いびつな巣房を見かけます。
実はミツバチは計算ずくで、巣房を変形させて作っているのです。
昨年、学者によって、働き蜂と雄蜂に隣接する巣房には、五角形と七角形をペアで使用すると隙間がなくなることが数学的に証明されました。
巣を間近で見るたびに、ミツバチの知恵に驚かされます。
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