会社近くを流れる香々美川の、源流に近い山ふところにあるりんご園。
ここから奥は民家はなく、うっそうとした深い森があるばかりです。
広い園内にはフジや王林などりんごの木が180本ほど植えられています。20年以上は経っていると思われる太い木の枝にりんごがたわわに実っていました。
まだ袋を被っているのが多い中で、早生種の「ツガル」が赤く熟れていました。りんご狩りが始まっていて、もぎたてが味わえます。
このりんご園の向かいに、以前当社の養蜂場があり、みつばちの巣箱を並べていました。しかし、１０年ほど前、巣箱が熊に壊されてしまいました。 今はミツバチを置いていませんが、艶やかな禁断の果実に、熊が誘われて、りんごに被害を与えやしないかと少々不安になります。
今年は、森の実りが十分に行き渡り、森の住人達が住みやすく、里に降りてこなくてもよいようにと祈るばかりです。