道端の花壇
2015年10月21日
香々美川沿いの道は「万葉の道」と名付けられています。
道のところどころに歌碑が建てられていて、万葉集に詠われた植物が植えられています。
登り坂が始まる桃谷地区に差し掛かったところで、クロッカスに似た薄い紫色の花を見つけました。土の中からいきなり花を咲かせて、秋の日を浴びています。
畑仕事をしているおばあさんが、これは「コルチカム」という花で、毎年殖やしているのだと教えてくれました。
万葉集に出てくるような花ではありませんが、この花を植えている人の気持ちは、万葉人と変わらないのかもしれません。
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