もうすぐ冬籠り
2015年12月2日
鳥取県境の人形峠を少し下ったところから、脇道に入ると「うたたねの里」があります。ここでは、季節ごとの田舎料理を食べることができるのです。
茅葺き屋根の軒先には、大根がずらりと吊るされ、寒風に晒されていました。中に入ると、地元のおばあさんが、串に刺したアマゴを囲炉裏の火で焼いています。
この辺りは豪雪地帯なので、そろそろ店を閉めて冬籠りに入ります。雪のある間は、おばあさんたちはすることが無いので、この囲炉裏に集まってきて、お茶を飲みながら一日お喋りをするのだそうです。
「料理はないけど、お茶のみにおいで」と誘われました。
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