ネムノキ
2012年7月18日
ネムノキの花が咲くと、いよいよ本格的な夏が来たなという気がします。
七月は意外にも、野山に花が少ない月で、ミツバチも苦労して蜜や花粉を集めています。
日本の植物には珍しい化粧筆のような花が、梅雨の晴れ間に咲いていました。ピンク色の房になっている部分は、花弁ではなくて雄蕊(おしべ)なのだそうです。
夕方になると葉を閉じて眠ることから、ネムノキという名になったということですが、どこかに光を感じるセンサーがあるのでしょうね。
ミツバチが来ているかなと探してみましたが、一匹も姿が見えません。おそらくもっと美味しい花がどこかに咲いていて、そちらの方を優先にしているのでしょう。
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