秋の風
2014年9月17日
移動性高気圧に誘われてきた風が、通りぬけていきます。風に撫でられた稲穂は軽やかに揺れ、サワサワと音を立てています。
傾きが早くなった陽の光と、頬をかすめる風が、賑やかだった夏の終わりを告げているようです。
しかし、これからの季節は、雲が私を楽しませてくれます。
低いところにひつじ雲が、その上にいわし雲、さらに上空にはすじ雲が幾層にも重なりあって、それぞれ別の方向に流れていきます。
秋の風が連れてくるのは、夏が去った寂しさだけではないのです。
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