健康食品、化粧品、はちみつ・自然食品の山田養蜂場。「ひとりの人の健康」のために大切な自然からの贈り物をお届けいたします。
当社では、砂漠化が進む中国内モンゴル自治区に緑を蘇らせるために、植物生態学の権威である、宮脇昭氏(横浜国立大学名誉教授)の指導のもと、2004年より植樹を行ってきました。
2010年まで現地の林業局の方々に宮脇方式の植樹方法を勉強してもらい、当社は苗木を育てる温室を現地政府と共同で建設して、継続可能な仕組みを構築しました。
その後、現地の担当者たちはその温室を利用して、経済林として使えるポプラを育苗しながら、宮脇方式による植樹活動を続けてきました。
10年目となる本年は、9月10日に現地政府の責任者及び日本からの植樹ボランティア16名と、現地の子どもたちも含めた内モンゴルのボランティア約120名の参加のもと、3万本の記念植樹を行いました。
当日2004年から2010年まで植えた木々の生長状況の確認もできました。内モンゴル自治区内での植樹は延べ136万本を超え、予定範囲での植樹が完了しました。
植樹後看板の周りにチーム集合写真
2006年に植えた場所の木の生長状況
2007年に植えた木の高さは
4メートル以上になっています!
現地の中学生と一緒に植樹
現地政府が作った日本人及び中国人ボランティアの功績を表彰する巨大な石碑
今後現地政府を始め林業従事者たちで宮脇方式による植樹活動を継続する予定です。
リョウトウナラ
12,000本
シモツケ
6,000本
ニレ
6,000本
アンズ
2,000本
イタヤカエデ
4,000本
今年度の植樹は、当社の内モンゴル自治区での植樹支援の10周年で最後の支援になりますが、10年間をかけて植樹の重要性を現地の方々に伝えてきました。
今後は現地の方々が持続可能な植樹活動を続けてくれることを期待しています。
来年からは、内モンゴル、安徽省と同様に、さまざまな原因で森林が破壊された中国南方の『広東省』にて植樹を行う予定です。
すでに宮脇先生と藤原先生らによって、植生調査は終了しており、今現在育苗及び日本からもボランティアを募って植樹を行っていく予定です。
広東省でも、現地の方々の協力のもと、持続的な植樹活動の基盤を作っていけるように支援を行っていきます。
2015年以降の中国植樹活動の
予定地−広州市
植樹年度 | 内モンゴル 植樹本数 |
安徽省 植樹本数 |
---|---|---|
2004年 | 1,050,028本 | - |
2005年 | 25,150本 | - |
2006年 | 55,150本 | - |
2007年 | 50,000本 | - |
2008年 | 50,000本 | - |
2009年 | 50,000本 | - |
2010年 | 50,000本 | - |
2011年 | - | 40,000本 |
2012年 | - | 40,000本 |
2013年 | - | 40,000本 |
2014年 | 30,000本 | - |
合計 | 1,360,328本 | 120,000本 |
10年前に植えた30センチの苗が
3〜4.5メートルに成長
植樹像総合計:1,480,328本