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安徽(アンキ)省での植樹祭の様子
中国での植樹活動8年目となる本年は、内モンゴルでの成功をもとに、安徽(アンキ)省で初となる植樹祭を行いました。
今回も植物生態学の権威である横浜国立大学名誉教授の宮脇 昭先生と、藤原一繪(かずえ)先生にご指導いただき、日本国内から38名、中国現地の学生等約270名のボランティアで、現地の植生にあった7種類の苗木約40,000本の植樹を実施しました。これまでに行った内モンゴル自治区内での植樹活動をあわせると、植樹参加者は2,280名、植樹本数は137万本を超えます。
砂漠化が進む内モンゴルの緑を復活したいとの思いから、横浜国立大学と共同で2001年10月から植生調査を行い、植樹場所、各地域の主木を選定して、植樹活動を行ってきました。活動を重ねていくなかで、現地の人たちが緑を保護し、増やす意識が次第に強くなり、活動を継続的に行えるようになりました。8年目にあたる本年は、長年にわたる森林の伐採により、豊かな自然環境が失われつつある中国・安徽省淮北市にて、植樹を行うことを決定しました。
今後も、持続的な植樹活動の基盤を作っていけるように支援を行っていきます。
現地の方々とともに植樹
合計40,000本
中国・安徽省の淮北市内にアベマキを中心に、イタヤカエデ・ハネミエノキ・チョウセンエノキ・モクゲンジ・カイノキ・ワルテリミズキなど7種類4万本の中低木を混植。
2011年度 弊社新入社員 男性
「植樹は今回が初めてで、宮脇先生の話は聞いていましたが、実際に会って、植樹を実践したいと思い、ツアー参加を決意しました。
植樹会場は、斜面が急で大変でしたが、現地の学生たちと一緒になって植樹をしていくととても楽しく、有意義な時間を過ごすことが出来ました。天候にも恵まれたので、よかったです。」
急斜面に植樹をする様子
安徽省淮北市では、エコシティ構想が進んでおり、緑と人が共生できる都市を目指しています。
今後も、淮北市での植樹活動と啓発活動などを行い、持続的な植樹活動基盤を作るための支援を行っていきます。また、日本人と現地ボランティアの方々との交流も深めていきたいと考えております。
年 | 参加人数 | 内モンゴル自治区 | 安徽省 | |
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フフホト市・ 林西県 |
トプトサキ市 生態園区建設 |
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2001 | ― | 植生調査 | ― | ― |
2002 | ― | 植生調査 | ― | ― |
2003 | ― | 植生調査 | ― | ― |
2004 | 300名 | 20,000本 | 1,030,028本 | ― |
2005 | 300名 | 20,000本 | 5,150本 | ― |
2006 | 300名 | 50,000本 | 5,150本 | ― |
2007 | 270名 | 50,000本 | ― | ― |
2008 | 280名 | 50,000本 | ― | ― |
2009 | 240名 | 50,000本 | ― | ― |
2010 | 290名 | 50,000本 | ― | ― |
2011(本年) | 300名 | ― | ― | 40,000本 |
合計 | 2,280名 | 290,000本 | 1,040,328本 | 40,000本 |
植樹総合計:1,370,328本