植樹活動

内モンゴル植樹活動

2006年 横浜国立大学との共同植生調査・植樹(プロジェクト)

植樹の様子

3年目となる2006年、日本からの植樹ボランティア約70名と、子どもたちを含める現地の方々、総勢300名で5万本の植樹を行いました。

山田養蜂場では、砂漠化が進む内モンゴルの緑を復活しようとの考えから、植物生態学の権威である横浜国立大学名誉教授、宮脇昭氏の協力を得ながら、これまで活動を行ってまいりました。宮脇氏の提唱する「ふるさとの木による ふるさとの森づくり」という考えに基づき、横浜国立大学と共同で、2001年より生態学的な現地調査を行ない、その結果、林西のふるさとの木である、リョウトウナラなどの主木を中心に植樹を行うことを決定しました。
植樹初年度となった2004年は内モンゴル自治区呼和浩特(フフホト)市で、昨年は林西(リンシー)県でそれぞれ20,000本ずつの植樹を実施しました。植樹活動には、日本からの植樹ボランティアとともに、現地の子どもたちも含め、毎年250〜300名が参加し、日中友好も深めてきました。本年より、植樹本数を50,000本に拡大し、2009年までに合計24万本の植樹をする予定です。
また、山田養蜂場では2004年から内モンゴル自治区呼和浩特(フフホト)市土默特左旗(トプトサキ)人民政府が行う「一時帰休者の再就職に関する生態園区建設プロジェクト」に対する支援も行っており、本年までの3年間で、104万本以上の植樹も実施しております。

  • 宮脇昭氏も地元の子どもたちと共に植樹

    講演内容は中国語に訳され、現地の参加者も一緒に聴くことができました。

  • 植樹前には、宮脇氏による植樹方法の説明が行われました。

    植樹前には、宮脇氏による植樹方法の説明が行われました。

  • 子どもたちと当社社員、一般参加者の皆さん

    子どもたちと当社社員、一般参加者の皆さん

内モンゴル林西県植樹概要

植樹日
2006年6月11日 8:30〜11:30
参加者
日本側参加者 70名、中国側参加者 230名
植樹場所
中国・内モンゴル自治区林西(リンシー)県
植樹本数
合計50,000本
樹種
  • リョウトウナラ

    20,000本

  • シモツケ

    10,000本

  • アンズ

    10,000本

  • オオミニレ

    5,000本

  • ラムヌス

    5,000本

参加者の声

「参加させていただいた目的は3つあります。1つは、今まではあまり体験がなかった『地球環境のために何かをしてみたい』という思いから。2つ目は、気候も生活様式も違う内モンゴルでの様々な体験を、子どもたちに伝えたいという気持ち。3つ目は、大自然の中で暮らしている人たちの生活に触れ、自分自身の考え方や価値観を確かめてみたかったこと。ツアーを終えて、目的にしていた全ての希望が叶った気がしています。いや、それ以上のたくさんの宝物を中国の方々からいただきました。」

(岡山県/教員/39歳)

「日本の皆さんと友情のシンボルである木を植える実践ができたことを嬉しく思います。本来の生態を回復させ、環境を保護することはこの地球上で生活している私たちの責任だと思います。私たちが協力して、緑を再生し、自然をよびさましていきたいと思います。」

(内モンゴル自治区林西県/中学1年生/13歳)

「何か人の役に立てることができればと思い、植樹ツアーに参加しました。これまでもカンボジアなどで植樹をしたことがありましたが、今回は草原にあこがれて内モンゴルでの植樹ツアーに参加することにしました。宮脇先生のお話はもちろん、現地の学生や一緒に参加した日本の皆さんとの出会いも忘れられない思い出になりました。」

(長崎県/主婦/71歳)

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