健康食品、化粧品、はちみつ・自然食品の山田養蜂場。「ひとりの人の健康」のために大切な自然からの贈り物をお届けいたします。
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次の日。
ハッルーは鳥に合いました。
鳥はハッルーを見たとたん、ハッルーにおそいかかってきました。
「うわあーー。」
ハッルーは一生けん命ににげました。 飛んで飛んで。 羽をパタパタ動かして。
その時。 ボトッ。
ハッルーがふりかえると鳥が木にぶつかって、足をけがしています。
「大変だ!大じょう夫。」
「どっかいけ!」
鳥がさけびますが、 ハッルーはけがした者を見捨てるわけにはいきません。
「ちょっとがまんしてね。」
ハッルーはクスリと包帯を使って、 足の手当てをしました。
手当てが終わりました。
「もう大じょう夫だよ。気を付けてね。」
ハッルーは言いました。鳥はだまっています。ハッルーは先を急ぎました。
三日目。
ハッルーはとうとう悪まの土地をぬけ、ま法のはちみつがある目の前まで来ました。
ところが、そこは岩山になっていて、ハッルーではとても上がれません。
それに、きのうたくさんけがをしたので、上がれたとしてもてっぺんまで
行くのは無理でした。
ハッルーは、「せっかくここまできたのに。 無理なのかな。」
その時。 バサバサバサバサッと、きのうの鳥がやってきました。
鳥が、「あそこにいきたいんだね。 私のせなかに乗りなさい。
つれていってあげよう。」
「本当!ありがとう。」
ハッルーは鳥のせなかに乗せてもらって、いっ気に岩山のてっぺんにいきました。
てっぺんには、ま法のはちみつが池のように集まっています。
ハッルーはリュックから水とうを出し、水とうではちみつをすくい、
ふたをしめました。
鳥はハッルーを乗せて、ハッルーの巣に向かいました。
そのころ巣では。
「ハッルー大じょう夫かな。」
「けがしてないかな。」
みんなが心配しているとき、
「みんな。 ハッルーが帰ってきたよ。」
「本当。」