ミツバチの童話と絵本のコンクール

ま法のはちみつ

受賞菅 智昭 様(愛媛県)

三日目。
ハッルーはとうとう悪まの土地をぬけ、ま法のはちみつがある目の前まで来ました。
ところが、そこは岩山になっていて、ハッルーではとても上がれません。
それに、きのうたくさんけがをしたので、上がれたとしてもてっぺんまで
行くのは無理でした。
ハッルーは、「せっかくここまできたのに。 無理なのかな。」
その時。 バサバサバサバサッと、きのうの鳥がやってきました。
鳥が、「あそこにいきたいんだね。 私のせなかに乗りなさい。
つれていってあげよう。」
「本当!ありがとう。」
ハッルーは鳥のせなかに乗せてもらって、いっ気に岩山のてっぺんにいきました。
てっぺんには、ま法のはちみつが池のように集まっています。
ハッルーはリュックから水とうを出し、水とうではちみつをすくい、
ふたをしめました。

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