ミツバチの童話と絵本のコンクール

ま法のはちみつ

受賞菅 智昭 様(愛媛県)

次の日。
ハッルーは鳥に合いました。
鳥はハッルーを見たとたん、ハッルーにおそいかかってきました。
「うわあーー。」
ハッルーは一生けん命ににげました。 飛んで飛んで。 羽をパタパタ動かして。
その時。 ボトッ。
ハッルーがふりかえると鳥が木にぶつかって、足をけがしています。
「大変だ!大じょう夫。」
「どっかいけ!」
鳥がさけびますが、 ハッルーはけがした者を見捨てるわけにはいきません。
「ちょっとがまんしてね。」
ハッルーはクスリと包帯を使って、 足の手当てをしました。
手当てが終わりました。
「もう大じょう夫だよ。気を付けてね。」
ハッルーは言いました。鳥はだまっています。ハッルーは先を急ぎました。

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