健康食品、化粧品、はちみつ・自然食品の山田養蜂場。「ひとりの人の健康」のために大切な自然からの贈り物をお届けいたします。
山田養蜂場では、学校を寄贈するだけではなく、カンボジアでの情操教育(音楽、美術)の普及のために、音楽コンテストの開催、絵画展の開催、美術指導者の人件費の支援を行っております。
カンボジアでの教育支援活動を共に行っているJHPは、カンボジアの子供たちに楽器演奏や歌の楽しさを伝えるために、音楽コンテストを開催しています。
音楽コンテストは、音楽授業の成果発表の場として毎年継続して開催しており、子供たちの創造性を高め、1つの目標に向かって仲間で取り組むチームワークを学ぶ場となっております。
当社の支援で、本年は、タケオ県、プレイベン県、コンポンチュナン県の3地域7会場で音楽コンテスト予選大会が開催されました。
第6回となる今回の音楽コンテストには、カンボジア各方面から103校、5,279名が参加し、これまでの参加数は延べ450校、20,315名となりました。
カンボジアでの音楽授業実施校は2000年は4校でしたが、2010年には152校まで増加しました。
この活動により、カンボジアの子供たちへの情操教育は着実に浸透していっております。
演奏風景
結果発表を聞いて喜ぶ子供たち
カンボジアでの教育支援活動を共に行っているJHPは、カンボジアの子供たちに、自己表現の楽しさを伝えるために、「JHPカンボジア絵画展」を開催しています。
カンボジアでは、美術教育は、カリキュラムとしては存在していても、実際には、教材と美術を教えられる教師の不足のため普及していません。
この絵画展を支援することは、美術教育を普及することにつながります。
2009年度に行われた第8回絵画展では、カンボジアから、68校2,597点、日本から12校88点の作品が集まりました。審査の結果、198点の作品が選ばれ、プノンペン市カンダール県など6地域で展示しました。開催期間中には、14,608人が来場し、盛況に終わりました。絵画展は、各地で好評を得ており、次回の展示会への期待が寄せられるまでに定着してきています。今後は、低学年の作品が集まるようにすることが課題です。
画集に掲載されている作品は、どれも素晴らしく、先生方がJHPの講習でまなばれたことを熱心に教えられた成果が表れていました。10年前と比べて、子供たちの上達ぶりにも驚きました。
その中で、LONG Sokkheng さんの作品は、画面いっぱいに池を描いた構図の豊かさと、そこに咲く蓮の花と葉の繊細さとかわいらしさが印象的でした。
雲を青で表現する発想力の柔軟さにも感動しました。(中略)人間は自然の中で生かされているということを、小学生らしいやさしい視点で伝えてくれています。
(JHP小山内代表の講評)
「私の村の田んぼ」
カンダール県タカモ小学校 6年
LONG Sokkheng (男・14歳)
「同級生と授業について話し合っているところ」
タケオ県レアイボ小学校6年
MEAS Bopha(女・12歳)
「お姉さんとボートに乗っているところ」
コンポンスプー県
アキャモヘイセイ小学校6年
EAN Pisey(男・14歳)
「釣りをしている私と水汲みをしている村人」
コンポンチャム県ププレアン小学校6年
SEN Vaty(女・16歳)