きのうえから　はっぱの　すべりだいを
すべってきたのは　みつばちくんだ。
みつばちくんは　はっぱの　すべりだいを
からのビンにいれると　うえにむかって　てをふった。

すると　うえから　ぴかぴか　きいろく
どろどろっとしたものが　のっそり　おりてきた。
ププのもとには　あま〜い　おいしそうな
かおりが　ふわふわ　ふんわり　やってくる。
「ふむふむ　あれは　なんだろう？」

「みつばちくんのよだれ？　はっぱのなみだ？　
それとも　それとも　おつきさまが　とろけちゃったの？」

そんなことを　かんがえながら　
たまらなく　いいかおりに　
ププは　くんくん　ふらふら。
くんくん　ふらふら　くんくん　ふらふら
こがねいろに　そまる　ビンに　すいよせられる。」

ビンが　こがねいろに　そまるころ
ハニークさんが　にこにこ　こっちに　むかってきた。
ププは　くんくん　ふらふら
くんくん　ふらふらくんくん　ふらふら
くんくん　ふらふら。
どしん！
ププは　なにかに　ぶつかった。
うえをみると　くまのハニークさん。
ハニークさんの　あしもとには　こねずみのププ。