ミツバチの童話と絵本のコンクール

パワーエッグ

受賞小口 ゆり子 様(東京都)

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つぎのひのあさ ハニークさんは
にわとりも まだ ねむりから
さめないうちに いえをでた。
かごに からのビンを ひとついれて。

ププたんていは ハニークさんに
みつからないようにあとから スタスタ おいかけた。

もりをぬけると なんと そこには ピンクのじゅうたん。
きれいな レンゲが たのしそうに さいていた。
「こんな ところに レンゲばたけが あったなんて。」
ププは レンゲばたけに
とびこみたかったけど そこはぐっとこらえて
かんさつ かんさつ。

すると ハニークさんは からのビンを
おおきなきのえだに おいて、
きを トントンと たたくと
レンゲばたけの ほうにあるいて いってしまった。
ププは そうがんきょうを とりだして
もっと もっと せっきん せっきん。

すると…きのうえから はっぱの すべりだいが 
するする するする おりてきた。
「なにが はじまるんだ!」
ププは そうがんきょうを ぐっとにぎって
まえのめり。

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