植樹活動

ネパール植樹活動

2023年ネパール植樹活動報告

2023年11月25日(土)、ネパールと日本のボランティア約300名が、首都カトマンズのチャカンドールにある「チャカンドールコミュニティフォレスト」にて、約8,000本の苗木を植えました。
植樹当日は、植物生態学者の宮脇昭先生※1(横浜国立大学名誉教授)の第一の弟子である藤原一繪先生※2にご指導いただき、宮脇氏が提唱する「宮脇方式※3」で植樹を行いました。
2014年~2018年に、ネパールの世界遺産「チャングナラヤン寺院」で宮脇式植樹を行った結果、数年で森が回復している様子を見た森林管理署(ネパール・カトマンズの行政機関)から、ぜひチャカンドールでも植樹をしたいと話がありました。2019年から、現地の方と協力して、当地で植樹を続けています。

植樹地近くのインターナショナルスクールで行われた植樹祭開会式

植樹地近くのインターナショナルスクールで
行われた植樹祭開会式

植樹後の記念撮影

植樹後の記念撮影

植樹の様子

植樹の様子

植樹の様子

植樹の様子

12月23日(木)には、今回の植樹指導者である藤原一繪先生と、ネパールの植物生態学者で森林環境省植物資源室旧メンバーであるマヘンドラ ナス スベディ氏より、植樹の意義やネパールの植生、植樹方法についての講演をしていただきました。講演は日本人メンバーに加え、植樹に参加するインターナショナルスクール(The Celebration Co-Ed)の生徒約150名も聴講し、ネパールの環境や植物について皆で学びました。

講演会の様子

講演会の様子

※1. 宮脇昭先生 プロフィール

藤原一繪先生のお写真

1928年、岡山県生まれ。横浜国立大学名誉教授、(財)地球環境戦略研究機関国際生態学センター終身名誉センター長。ドイツ国立植生図研究所で潜在自然植生理論を学び、世界を舞台に国内外1,700ヶ所以上に、合計4,000万本を超える植樹を行ってきた。その土地本来の樹種「潜在自然植生」に基づく植樹を実践、指導。また今回の震災を受けて、植樹による緑の堤防づくりを提唱。

1991年 「日本植生誌」の完成で朝日賞受賞
1992年 紫綬褒章受章
2006年 ブループラネット賞受賞
2014年 「第5回 KYOTO 地球環境の殿堂」殿堂入り

※2. 藤原一繪先生 プロフィール

藤原一繪先生のお写真

1944年生まれ。横浜国立大学卒業。フランス中央研究機関(CNRS)、給費研究員(リール大学)、横浜国立大学環境科学研究センター助手などの経歴をもつ。現在、横浜国立大学名誉教授、横浜市立大学特任教授。宮脇 昭先生と共に国内外での森作りを指導。
著書に「混源植物」「環境問題を考える」(共著)「東南アジアの植物と農林業」(共著)「日本植生誌」全10巻(共著)など

※3. 宮脇方式

横浜国立大学名誉教授・故 宮脇昭氏が提唱した、土地本来の潜在自然植生の樹木を混植・密植して、本来あるべき自然の森を再生する植樹方式。

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