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2018年7月7日(土)、ネパールと日本のボランティア約250名が、カトマンズ近郊にある世界最古のヒンズー寺院「チャングナラヤン寺院」(世界遺産)周辺にて、2,761本の苗木を植えました。
植樹当日は、生態学者の宮脇昭氏※1(横浜国立大学名誉教授)の第一の弟子である藤原一繪氏※2にご指導いただき、宮脇氏が提唱する「宮脇方式※3」で植樹を行いました。
今年は駐ネパール日本国特命全権大使の西郷 正道(さいごう まさみち)氏をはじめ、日本、ネパール両国の政府関係者が出席し、弊社従業員を含むボランティアメンバー総勢約250名で、ヒメツバキやモチノキなどの広葉樹を2,761本植えました。
ネパール・日本の約250名での植樹活動
植樹前の様子 | 植樹中 |
今年植樹を行った、世界遺産であり世界最古のヒンズー教寺院である「チャングナラヤン寺院」は、標高約1,500mに位置しています。寺院の近隣の斜面は急勾配で、雨季に大雨が降ると土砂崩れを起こす危険がありました。そこで、土砂崩れを防ぐために、木々が地中深く根を張る森づくりを目指しました。2014年から5カ年計画で植樹を開始し、本年は最終年でした。
この5年間で合計 11,200本の植樹を実施し、現地の方へ樹木の管理指導も行いました。この地で弊社が行う植樹は本年で終了しましたが、今後は現地の方が自分たちで、本物の森づくりを進めていかれます。
チャングナラヤン寺院の急な斜面
ネパールの未来を担う子供たちに、植樹の重要性を
知ってもらう機会になっています
※1.宮脇 昭先生 プロフィール
※2.藤原 一繪先生 プロフィール
※ 宮脇方式
国際生態学センター長・宮脇昭氏が提唱する、土地本来の潜在自然植生の樹木を混植・密植して、本来あるべき自然の森を再生する植樹方式。