健康食品、化粧品、はちみつ・自然食品の山田養蜂場。「ひとりの人の健康」のために大切な自然からの贈り物をお届けいたします。
2012年も現地の方々の協力で、2012年8月から11月26日(月)にかけて60,852本を植樹することができました。
カトマンズ近郊のラヤレ村、チャパカルカ村の村人たちが中心となって、建材や燃料となるハンノキやマツ、成長すると実を販売できるラプシなどに加えて、ネパールヤマザクラやネパールトネリコ(ラクリ)など、本来ネパールに自生していた木を合わせて、60,852本を植樹しました。ネパールでの植樹活動は2012年で14年目を迎え、これまでの植樹本数は約45万本になりました。
参加者:約170人(うち、当社従業員含む日本人ボランティアの参加17名)
本年は、生活のための樹種に加えて、横浜国立大学名誉教授の宮脇昭先生が提唱されている「ふるさとの木によるふるさとの森の再生」に基づいて植樹を行いました。横浜市立大学教授の藤原一繪(かずえ)先生(※1)が村人たちに植樹方法を説明し、日本人ボランティア参加者と一緒に植樹しました。そして、来年以降の植樹に備えて、種子採集や苗木作りを行いました。
植樹の様子1
植樹の様子2
子供たちが少しでも良い環境で、健やかに育ち学ぶことができるように、従業員から集めた文房具や衣服を、ツアー参加者が持参し、寄贈しました。
当社より、ネパール国内でボランティア活動を行なっている、シャム・バハドゥル・ダンゴル氏の経営する「ふるさと日本語学校」へ6台と、パタン・ハイスクールへ14台のノートパソコンを寄贈しました。子供たちや日本語を学ぶ学生に活用していただきます。
パソコン寄贈式
※1.藤原 一繪先生 プロフィール
1944年生まれ。横浜国立大学卒業。フランス中央研究機関(CNRS)、給費研究員(リール大学)、横浜国立大学環境科学研究センター助手などの経歴をもつ。現在、横浜国立大学名誉教授、横浜市立大学特任教授。宮脇 昭先生と共に国内外での森作りを指導。
著書に「混源植物」「環境問題を考える」(共著)「東南アジアの植物と農林業」(共著)「日本植生誌」全10巻(共著)など