健康食品、化粧品、はちみつ・自然食品の山田養蜂場。「ひとりの人の健康」のために大切な自然からの贈り物をお届けいたします。
今年も、現地の方々の協力で、2010年7月24日(土)〜8月31日(火)にかけて50,660本の植樹活動を行うことができました。
カトマンズ近郊のラヤレ村、チャパカルカ村、バディケール村の村人たちが中心となって、建材や燃料となるハンノキやマツなど、50,000本を植えました。また、ビタミン補給源にもなり、販売できるナシ等の果樹(660本)は、2011年1月下旬に各家庭へ配布します。ネパールでの植樹活動は今年で 12年目を迎え、これまでの植樹本数は33万本を超えました。
苗木贈呈式の様子
約10年前に植樹をした村では、村の人々がヤギなどの家畜を植樹場所にむやみに放さないように管理した結果、木々が大きく成長しています。「植樹によって、がけ崩れが起きなくなった。動植物が増えた」と村の人が話してくれました。
約10年前に植樹をして、10mほどに成長した木
今後は、ネパールに自生していた樹種の調査を行い、生活のための樹種に加えて、国際生態学センター長の宮脇先生が提唱されている「ふるさとの木によるふるさとの森の再生」より、森の再生を目指して、潜在自然植生に基づいた樹種を取り入れる計画があります。引き続き、ネパールの人々が自立した生活ができるようになるための手助けをしてまいります。