健康食品、化粧品、はちみつ・自然食品の山田養蜂場。「ひとりの人の健康」のために大切な自然からの贈り物をお届けいたします。
当社は、2008年から「認定NPO法人 JHP・学校をつくる会※1(以下JHP)」と協力して、カンボジアの教育支援活動を行っています。
2020年6月には、トゥールスノール小学校に、寄贈12棟目のとなる新校舎が完成しました。
新型コロナウイルス流行により、2020年6月に学校は建設完了したものの、休校状態での完成となりました。
カンボジアでは、2020年8月から段階的に一部学校が再開され、9月には全公立校で授業が再開されました。再開にあたって、安全に教育を受けられるよう、学生だけでなく、保護者や全ての教育関係者を対象に、学校環境の整備や、衛生教育に関する新型コロナウイルスの感染防止ガイドラインが作成されました。
トゥールスノール小学校でも、9月7日より学校が再開された際には、新校舎で生徒たちが勉学に励みました。感染予防対策をしなければならない、不安な状態での学校再開でしたが、安全で頑丈な新校舎で、今まで以上に授業に集中できるようになりました。
教室内の様子
アルコールで消毒をする生徒
トゥールスノール小学校は、カンボジアの首都プノンペンの北西に位置する、バッタンバン州モン・ルッセイ郡ルセイクラインコミューン トゥールスノール村にあり、1996年に開校しました。現在は、幼稚園と小学1〜6年生の204名が通っています。
校舎は、1995年に建設された木造トタン屋根構造の校舎を使用していた為、雨天時はトタンに打ちつける雨音で先生の声が聞こえず、天井や壁の節々に開いた穴から浸水するなど、授業の妨げになっていました。
さらに、校舎全体で老朽化とシロアリの浸食が進行していて、倒壊の危険もあることから、地域住民や郡教育局から新校舎の建設が望まれていました。
このような状況から、2019年度はトゥールスノール小学校に1棟4室の校舎とトイレ1棟、給水タンク1基を寄贈しました。
校舎外観
教室内の様子
老朽化が進み、屋根や外壁に多数の穴が空いてしまっている校舎
校舎が完成した時には、新型コロナウイルスの流行により、寄贈式が行えませんでしたが、
2022年11月1日(火)、当社社員が学校へ訪問し、簡易寄贈式を行いました。
寄贈式には、学校関係者と生徒、JHPプノンペン事務所スタッフ、当社社員4名が出席しました。
寄贈式の様子
生徒と交流をする様子
生徒のみなさん