健康食品、化粧品、はちみつ・自然食品の山田養蜂場。「ひとりの人の健康」のために大切な自然からの贈り物をお届けいたします。
当社は、2008年から「認定NPO法人 JHP・学校をつくる会※1(以下JHP)」と協力して、カンボジアの教育支援活動を行っています。毎年1棟の校舎の建設・寄贈や情操教育(音楽・美術)の普及活動も支援しています。
2017年度は、バッタンバン州にあるタックラー小学校に、寄贈10棟目となる新校舎を建設し、2018年5月31日(水)に寄贈式を行いました。
校舎名には、カンボジアの子供たちに「ミツバチのように皆が仲良く、勤勉に学んで欲しい」という想いが込められています。
2018年5月31日(木)に行われた寄贈式には、現地生徒、教員、村民、ヘァン・シン教育・青年スポーツ省次官をはじめとする来賓、JHPプノンペン事務所スタッフや当社社員13名など総勢約400名が出席しました。
寄贈式では、当社から「皆さんが一生懸命を勉強して、良き仲間をつくり、さまざまな経験を得て、豊かな心を育み、平和で幸せな国を作る力になってくれることを心から願っています」というメッセージを子供たちに送りました。
寄贈式の後、新しい教室に移動し、当社社員による「みつばち教室」を行い、子供たちに、ミツバチについて理解を深めてもらいました。屋内でミツバチの特徴について学んだり、屋外に出て社員と一緒にミツバチの「8の字ダンス」を踊ったりしながら、子供たちは楽しそうに学んでくれました。
みつばち教室の後は、ミツバチの絵を描いて、当社で行っている「ミツバチの一枚画コンクール」の作品制作を行いました。
みつばち教室の様子
ミツバチの絵画制作
社員が日本から持参した遊び道具で一緒に日本の文化にふれながら交流しました。
子供たちは社員から折り紙の折り方を教ったり、なわとびや風船で元気いっぱいに遊び、笑顔と笑い声があふれていました。言葉は通じなくても、当社社員と心の交流をはかり充実した時間となりました。
折り紙の完成品を嬉しそうに披露する子供たち
大縄跳びをして交流する子供たちと社員
タックラー小学校は、カンボジアの首都プノンペンの北西に位置する、バッタンバン州モンルッセイ郡トゥールプルム村にあります。当社が2008年に寄贈した1校目の小学校「トゥールプルム小学校」の分校で、1〜4年生が通っています。
旧校舎は、2000年に地元の支援によって建設された木造トタン屋根のため、雨の日は降雨の音で授業になりませんでした。さらに数年前には強風で屋根が飛ばされました。地元の支援者によって修理はされたものの、低学年の子供が安心して通い、安全に勉強ができる校舎とは言えませんでした。
このような状況から、今年度はタックラー小学校へ1棟3室の校舎を建設することが決定しました。
旧校舎の外観
旧校舎での授業風景