カンボジア教育支援活動

2013年度カンボジア教育支援活動

当社は、「特定非営利活動法人 JHP・学校をつくる会※1(以下JHP)」と協力して、2014年4月、カンボジアのバッタンバン州に小学校校舎を建設し、2014年4月9日(水)に寄贈式を行いました。
2008年より始まったこの活動は6年目を迎え、今回の寄贈が第6校目となります(1〜3校目は小学校、4〜5校目は中学校)。今回の学校建設資金には、2013年末にお客様に購入していただいた「2013年ミツバチの絵本チャリティカレンダー」の収益と、カンボジア学校支援基金へのご寄付など総額10,000,000円分を充てております。

小学校の所在地はカンボジア・バッタンバン州 ロールォ村

カンボジアの首都プノンペンの北西にあり、自動車で約4時間かかる場所にあります。
生徒数は151名、6クラスの小学校です。
寄贈前のロールォ小学校の校舎は、1988年に建設された木造校舎で、老朽化とともにシロアリの被害が進み、地面についていない柱もありました。強い風が吹くと建物はひどく揺れ、雨漏りもしたため、悪天候の時には授業を続けることができませんでした。子供たちが安心して授業を受けるために、新校舎の建設が必要な状況でした。

学校名は「山田養蜂場ミツバチ第六小学校」

学校名には、これまでに支援した学校と同じく、カンボジアの子供たちに、ミツバチのように皆が仲良く、勤勉に学んで欲しい、という想いが込められています。
4月9日(水)の午前8時30分(現地時間)から行われた寄贈式には、現地生徒、教員、村民、ニ・サエット バッタンバン州教育局長をはじめとする来賓、JHPプノンペン事務所所長木村晋也(きむら しんや)氏、当社からは取締役立藤智基(たてふじ ともき)をはじめ、社員29名が出席しました。
寄贈者のスピーチでは、当社取締役の立藤智基が「このたび完成した校舎で、カンボジアの未来を担う皆さんが、安全に、楽しく勉強してくれることを、そして、この小学校から巣立った皆さんが、平和で幸せな国を作っていく若い力となってくれることを、心から願っています。」とお祝いの言葉を述べました。
寄贈式終了後には、ロールォ小学校の子供たちと社員が一緒にみつばちの絵を描いて交流しました。

  • 文房具を子供たちに渡す当社取締役の立藤

    文房具を子供たちに渡す当社取締役の立藤

  • 生徒代表の挨拶

    生徒代表の挨拶

  • 社員から文房具を受け取った子供たち

    社員から文房具を受け取った子供たち

  • 寄贈式後、子どもたちと社員が絵画交流を行いました。

    寄贈式後、子どもたちと社員が絵画交流を行いました。

  • 皆で描いた絵を持って記念撮影をしました。

    皆で描いた絵を持って記念撮影をしました。

カンボジア教育支援事業実績

学校建設
カンボジアの子どもたちの教育環境を整備するために、バッタンバン州ロールォ小学校の校舎1 棟4室を建設し、併せて机、椅子、黒板、時計などの備品を設置しました。また、付帯設備として、トイレ(1 棟3 室)、貯水タンク1 基を建設しました。完成後の贈呈式では学校、教師、生徒に対して各種寄贈品を送りました。
教育教材支援
カンボジアにおける音楽、美術教育普及のために、マーチングバンド指導(小学校2校・高校1校の年間活動)、音楽トレーニングの支援、音楽コンテストを実施します。
絵画教材支援
JHPが育成した教師が美術授業を実施している学校に対して絵画授業に必要な教材を支援します。購入品は絵の具、クレヨン、画用紙など。2013 年度は全体で34 校を支援しますが、その内で、12 校分を当社の寄付で支援しています。
ボランティア派遣
JHPが掲げる「日本人の顔の見える活動」の実践として、カンボジアにボランティアメンバーを派遣しました。当社の寄付は、ボランティア活動の一環として取り組まれる遊具建設など、活動費の一部として活用されています。
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