健康食品、化粧品、はちみつ・自然食品の山田養蜂場。「ひとりの人の健康」のために大切な自然からの贈り物をお届けいたします。
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つばめの おばさんは きゅうこう下しました。
それにしても、つばめの おばさんが あまりにも 速く
きゅうこう下するので
さくらんぼが おっこちて しまいました。
「あっ おばさあん!」
さくらんぼは あっという間に 風に まきあげられて、
とばされてしまいました。
つばめの おばさんも ひっしで とばされながら
とんで おいかけましたが とても おいつけません。
さくらんぼは、くもの 上を おそろしい 速さで
とんでいきました。
「わあ〜っ! すごい。」
さくらんぼは 愛媛の 小学校の
グラウンドに おちました。
グラウンドでは
体育の じゅぎょうを やっていて、
かけっこを していました。
一等賞の人、二等賞の人、三等賞の人ー
どんどん じゅん位が 決まって いきます。
それを さくらんぼは、おもしろそうに 見ていました。
さくらんぼは なぜか ここに みかちゃんが いる気が しました。
さくらんぼが 思ったとおり、みかちゃんは ここに いました。
一等賞の人ー
それが みかちゃん だったのです。
さくらんぼには そのことが すぐわかりました。
さくらんぼは、
つばめの おばさんの ことが
気に なりました。
(おばさん、どうしちゃったんだろう。)
と思った時、つばめの おばさんが 来ました。
そして つばめの おばさんは
みかちゃんの 教室まで さくらんぼを はこんで、みかちゃんの ロッカーに 入れてくれました。
つばめの おばさんが いそいで 帰ると、みかちゃんが 教室に もどって 来ました。
ロッカーの 前に 立つと さくらんぼが、中に 入っているのが 見えました。
みかちゃんは ふしぎに 思いました。
「だれが このさくらんぼを おいたんだろう。」
と みかちゃんが いうと、
一ぴきの みつばちが とんで来て
「私が 山形の はづきちゃんに たのんで みかちゃんの 所に おくらせたの。」
と いいました。
「え、なんで。」
と みかちゃんは いいました。
みつばちは、
「私が、公園の 帰り道、まよっていた時に 助けてくれたからよ。」
と答えました。