ミツバチの童話と絵本のコンクール

はちみつあめでのぞいたら

受賞菅家 はづき 様(埼玉県)、夏目 菜々子 様(埼玉県)

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羽のおかげであっという間に倉庫につきました。
キラキラキラキラ☆☆
「わー、にじみたい!」
「このはちみつは、花やくだものの
みつからできているんだよ。なめてみる?」
「なめる、なめる!」
はづきは 菜の花&ラベンダーハチミツ
ななこは 菜の花&ポピーハチミツをなめてみました。
「あま〜い」
すると、門番がいいました。
「おみやげにすきなハチミツをあげましょう。」
「ヒャッホー!」
2人はレインボーハチミツをもらって
倉庫をあとにしました。

「最後の部屋はハチミツ工場だよ。」
ハチミツ工場はと〜っても広くて、
その大きさは はちの巣の半分。
中に入ると古びた機械がガチャガチャ動いています。
ハチミツが次々と出来上がり、びんづめにされています。
「こうやってできているんだねー。」
感心しながら見ていると、

「あーあーあー、
ぼくたち3人 HATIMITUブラザーズ〜」
「なにこのハチたち‥‥」
「あーあーあー、
ハチミツクリーム あーげーるーよー」
「ありがとう。」
「あーあーあー、バイバイ〜」

「そろそろ私たち帰らなきゃね。」
「えー、もうそんな時間。
じゃあきてくれたお礼にその羽をあげるよ。
金ぱくになるよ。」
「おみやげいっぱいもらったね。そうだ!」
「ハッチッチー、キッチンをかりるね!それと、冷蔵庫の卵も。」
何をするのでしょう・・・?
「ハッチッチーはここで待っててね。」
そう言ってキッチンに入ると
何かを作りはじめました。

しばらくして、オーブンから
いい香りがしてきました。
「おーい、みんなー!こっちにきてー!」

その声を聞いて ハッチッチーたちは 
キッチンにとんでいきました。
「お礼にケーキを作ったよ! みんなで食べてね!」
「ワ〜オッ!」

「実はぼくたちは、次のハチミツを作るために
スミレ&レンゲのある町に ひっこすんだ。」
「えーっ 」

「スミレとレンゲの花が さいていたら、このあめで
またぼくたちをさがしてね。」
そう言って、ハッチッチーは さっきなめていたのと
同じあめをくれました。

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