健康食品、化粧品、はちみつ・自然食品の山田養蜂場。「ひとりの人の健康」のために大切な自然からの贈り物をお届けいたします。
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ルナがみあげると、とらの子がいました。
小さなとらですがルナにとってはとっても大きなとらです。
ルナがおどろいていると、
「どうしてないていたの。」
と聞いてきました。
ルナはおどろいたのを忘れ話しました。
「あのね、働いていたお城をやめさせられたの。」
「それはかわいそう。ぼくいい所つれていってあげるよ。ぼく、ルンル。」
ルナはうれしくなりました。
「ありがとう。私はルナ。」
ルナはルンルの頭に乗せてもらいました。
ルンルが草のトンネルをくぐりぬけると…
「わあっ!!」
ルナはおもわず声をあげました。
見わたすかぎりたんぽぽの黄色、黄色、黄色。まんなかにはポツンと小さな家がたっています。
「さあ、ボクの店、イエロータイガーだ。お入り。」
店のなかは黄色やオレンジでいっぱいです。
「ボクの店は自然の黄色に近い色をいっぱい集めて品物をつくっているんだ。お母さん、ハチミツティー2つ。」
すると どこからかポンとつぎたてのハチミツティーがでてきました。
「これ、どうなっているの?」
するとルンルが急にしゅんとしてしまいました。
「あのね、ボク、代々この店やっているんだけど、お母さん…3カ月まえに…死んじゃって…。
この店は女の人が正式に店をつげるから、ボクのおよめさんがみつかるまで、太陽のまほうをのこしてくれたんだ。」
「…ゴメンね。ルンル…」
「いいんだ。…それよりルナ…この店、どう?」
「どうって、もしかしてココではたらかしてくれるの?すてき!!」
ルンルがパッとかおをあげました。
「本当?やったー ひとでがたりなくてこまってたんだ!」
ルナはイエロータイガーのアルバイトとしてはたらくようになりました。
最初は雪の国からきたスノウ姫がみかんでつくったしんに太陽からもらったほのおのろうそくをかっていきました。
花のようせいはなのはなとべにばなのドレスをきて、ルナはいっしょにいたリスのおくさんとほめてあげました。
他にも、
きれいになりたい灰色ぎつねはヘチマからつくったけしょう品をかいました。
真赤なドラゴンさんは角と目をはちみつでぬってつよそうにしました。
くらいのがこわいおばけは星をシャクヤクでみがいてやりました。
おしゃれなさるはたんぽぽのせっけんをかいました。
ルナはこの仕事が大好きでした。