ミツバチの童話と絵本のコンクール

女王さまのはちみつ

受賞うめだ けえこ 様(埼玉県)

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ちょっとかんがえて、でんきやさんにはいりました。
「いらしゃあーいまし。」
「ええと、100ワットのでんきゅうを1つください。」
ぼくは、パパのかいたメモを、そのままよみました。
「はちワットしか、ありませんよ。」

よくみると、でんきゅうのなかに、たくさんのはち!
「これじゃ、パパにおこられる。ちゃんとしたのください。」
「ああ、きみ、しらないの?はちでんしょのでんきには、はっこうばちをつかうの。
あかるくて、きれいよ。たまがきれたら、にがしてね。」
へんなの。はっこうばちだって!
ぼくは、パパともういちどこようとおもって、
なにもかわないで、おみせをでました。

まだ、なにもかってません。
こんどは、ひろいいえだから、ママがペットかっていいって
いってた。いぬがいいかな、きんぎょかな。ペットショップにはいりました。
「いぬと、きんぎょをみせてください。」

ええ!しましまもようのいぬです。
ほんとに、いぬかな?いぬはやっぱりいいですというと
きんぎょをみせてくれました。
でも、きんぎょもきいろと、くろと、しましま!

きんぎょばちも、きばんでて、きたない。しかくくないし。
「ふるいプラスチックの、きんぎょばちはいやです。」
「このまちのはつめいひん、『はちみチック』を『ふるいプラスチック』と
まちがうなんて。ごみにならないし、こんなにあんぜんで、すばらしいのに!」
おみせのひとは、おこってきんぎょばちを、ばりばりたべてしまいました!
「さよなら。」
ぼくはこわくなって、そとにでました。

こんなにまわったのに、ぼくはなにもかってません。
おなかもすいてきました。
おうちには、しょくパンが1きんあったはず。
そうだ...
“はちみつや”にはいりました。
もう、はちばかりのへんなまちなら、ここがいちばんまともなはずです。
ぼくって、あたまいい!
「いらっしゃいませ。」

「わっ、ただの、はちみつやじゃない!」
こどもがおつかいではいっちゃいけないような
すごーく、こうきゅうなおみせでした。
ぼくは、すぐでようとしたけど、よびとめられました。

「ちょっとまえはどこでも、あきにあたらしい
おこめをおそなえして、わらで、いえもふくもつくってたんですよ。
それとおなじです。
このまちは、はちのもので、つくるので、
はちみつがとくべつなごちそうなのです。
わたしは、はちのはつめいか。
はちマイスターと、よばれています。
わからないことは、なんでもおききください。」

「それでは、はちマイスター。
しょくパンにぬってたべる、やすいのありますか?」
たかそうなおみせなので、おかねがたりるか、しんぱいになったのです。

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