ミツバチの童話と絵本のコンクール

ブンとなかまのカラフル森

受賞陣条 和榮 様(兵庫県)

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もりにつくと ちいさななかまたちは
きやはなに ピカピカのすいてきをおとし
みつばちは やせほそったおおきなくまのキズに
ひでんのハチミツをぬったり、くちにいれたりおおいそがし。

もりはみるみるげんきをとりもどし
いぜんのようなわくわくどきどきの
カラフル森にうまれかわりました。
もちろんおおきなくまもすっかりげんきに なりました。
やっと めをさましたくまは
もりとじぶんのからだにきがつくと
なみだをポロポロながしました。

そしてやさしいきもちがわきあがってきたくまは
すこしもぞもぞしながら
「きみたちのすばらしい ちからをみとめないで
ちいさいというだけでバカにしてほんとうにごめんなさい。」
と ゆうきをだしていいました。

それから カラフル森では からだのおおきさにかんけいなく
いろんないきものがちからをあわせて
いつまでもなかよくもりをまもっていきました。

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