健康食品、化粧品、はちみつ・自然食品の山田養蜂場。「ひとりの人の健康」のために大切な自然からの贈り物をお届けいたします。
画像をクリックすると、大きい画像が表示されます。
まちのはずれにすむグーグ・コスタビ氏は
まちいちばんのかわりものだといわれている。
コスタビ氏も、それをじまんに思っている。
まちのみんながコスタビ氏のことを
知っているが、コスタビ氏のともだちは1人もいない。
コスタビ氏も、それをほこりに思っている。
コスタビ邸のえんとつから、けむりがプカプカでていたら
コスタビ氏が家にいるってしるし。
パイプのけむりでドーナツをつくるのが
かれのいちばんのしゅみなのだ。
そんなコスタビ氏だけれどこころから愛しているものがある。
それは3匹のみつばちだ。
どこでどうしてであったか、それはだれも知らないが
いっしょにくらしてもう数年。
どうしてこの3匹が
コスタビ氏のお気に入りなのかというと
かれらはハチミツなんてつくらない
「かわりみつばち」だからである。
コスタビ氏は1日3回、
さきのとがったかわぐつをはき、
じまんのパイプをかたてにし、
ひもでつないだみつばちをつれ
まちにさんぽにやってくる。
まちのみんなはうわさする。
「あのみつばちたちは、王さまの
ハチミツ工場からにげだしてきたならずものらしい。」
「いいや、コスタビ氏のきょうだいだろうよ。」