「こんなにいっぱいお花があれば
ミツなんかいつでももってかえれるわ」

プルちゃんは
おひさまにいちばん近いお花をえらぶと
花びらにふんわりからだをのせます
はなびらのハンモックは雲をのっけて
ゆうらりゆらり
ゆらゆらり
風にゆられておひるねです

あくびで
ふああああ
めがさめると
あれあれ
なんだかおかしい
空気のにおいもちょっと
ちがいます

「キャーッ ハチハチハチ！！」

じぶんのおしりにはりがあることも知らない
のんびりプルちゃんは
うさぎちゃんがどうしてこわがるのかわかりません

「ほらほら なにもしないわ」
先生バチから教えてもらったハチのダンスを
おもいだしながらおどります
おしりをふりふり8の字におどるのです
うさぎちゃんがにげるはずみに
おっことしたラジオから音楽がながれだします

プルちゃんのダンスにぴったりあった
とてもたのしいゆかいな曲です
うさぎちゃんもなんだかわらってしましました
なんだかぴょんぴょん
おどりだしてしまいました