植樹活動

中国広州・雲浮(ウンフ)での植樹活動

2016年 横浜市立大学との共同植樹(プロジェクト)

中国広州・雲浮(ウンフ)での植樹活動

古くから日本と関係の深い中国の自然環境の回復を願い、2004年から宮脇方式 ※ による中国での植樹活動に取り組んでいます。
内モンゴル、安徽(アンキ)省でのプロジェクトを終え、2016年から広州・雲浮(ウンフ)でのプロジェクトが始動しました。
雲浮では、昨年、計1,000本(7種の潜在自然植生樹種)のテスト植樹を行いました。植樹を実施する土地が硫鉄鉱区の採掘跡地であり、土壌がpH2〜3と酸性のため、木々が育つには厳しい環境でしたが、宮脇方式での植樹は成功し、90%以上の木が活着していました。
これを自信に、2016年は、5月22日(日)に、日本からのボランティア15名(うち14名は当社社員)と、広州のボランティア95名が力を合わせて、計2,000本(5種の潜在自然植生樹種)を植樹しました。後日、現地の方々に引き続き植樹を行っていただき、今年度は12,000本を植えました。
雲浮でのプロジェクトでは、2020年までの5年間で、同市域に約20万本の植樹を目指しています。

複数の樹種を「混ぜて」植える宮脇方式での植樹の様子

複数の樹種を「混ぜて」植える
宮脇方式での植樹の様子

両国のボランティアが力を合わせて植樹しました

両国のボランティアが力を合わせて植樹しました

現地の子供も参加してくれました

現地の子供も参加してくれました

昨年のテスト植樹地に補植もしました

昨年のテスト植樹地に補植もしました

2016年広州・雲浮植樹概要

植樹本数
合計12,000本
樹種
  • フィサシイ

    2,000本

  • ホルトノキ

    4,500本

  • ミヤマガンショウ

    2,000本

  • イジュ

    1,500本

  • アカシイ

    2,000本

今後の活動

自然環境の回復を願い、現地の方々の協力のもと、2020年までに20万本の植樹を目指します。

地図

2015年からの中国植樹活動地−広州・雲浮市

中国における植樹実績

植樹年度 内モンゴル植樹本数 安徽省植樹本数 広州植樹本数
2004年 1,050,028本 - -
2005年 25,150本 - -
2006年 55,150本 - -
2007年 50,000本 - -
2008年 50,000本 - -
2009年 50,000本 - -
2010年 50,000本 - -
2011年 - 40,000本 -
2012年 - 40,000本 -
2013年 - 40,000本 -
2014年 30,000本 - -
2015年 - - 1,000本
2016年 - - 12,000本
2017年 - - 25,000本
合計 1,360,328本 120,000本 38,000本

中国植樹総合計:1,518,328本

※ 宮脇方式
国際生態学センター長・宮脇昭氏が提唱する、土地本来の潜在自然植生の樹木を混植・密植して、本来あるべき自然の森を再生する植樹方式。

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