健康食品、化粧品、はちみつ・自然食品の山田養蜂場。「ひとりの人の健康」のために大切な自然からの贈り物をお届けいたします。
10月7日(金)、講師にアラブの民族楽器カーヌーン奏者のヤスミン・植月千春氏をお招きし、ベルフォーレ津山にて、「ヤスミン 植月千春 アラブ民族音楽コンサート〜カーヌーンに平和への祈りを込めて〜」と題して、ご講演いただきました。
今回の講演では、文化、宗教、民族の違いを知り、その上で、人間としての共通のアイデンティティを持つことこそ真の国際理解につながるものとして、アラブ民族楽器カーヌーンの演奏家、ヤスミン・植月千春さんをお招きしました。
イラク戦争の直後に現地入りして見た現地の様子、必死に生きているイラクの子どもたちの現状など、ニュースでは報道されない現地の実態や人々の様子を語っていただきました。イラク戦争で多用された劣化ウラン弾は、まだまだその問題の大きさを十分に認識されていませんが、実際に撮影された写真とともにその恐ろしさを訴えられ、日本にいては伺いしれない内容に、観客の皆さんは聞き入っていらっしゃいました。
また、イスラム教についてもわかりやすく解説され、アラブの民族楽器カーヌーンの演奏を交えて、異文化についての理解が促進される講演となりました。
ヤスミンさんは、「人間は助け合っていくものです。社会は単に人の集合でなく、お互いの人間関係の中で、自分を実践していく人たちの集まりだと考えています。イスラームの現実を伝えていくために私にできることをしていきたいです」と、これからも平和について訴えかけていく決意で講演を締めくくられました。