講評

審査委員長 佐々木 正己さん 玉川大学名誉教授

12回目となる今回も応募数は2万点を超え、レベルも益々上がっています。高校生の作品の力強さにはいつも感激させられますが、今回は特に小学生の部の進歩に目をみはるものがありました。一般の部の応募作も力作が多く、充実していたことが嬉しい限りです。国外からの応募作品の質的なレベルアップも顕著です。繰り返し応募してくださる方も多く、作風の一貫性や変化・成長の跡を見せていただきました。

今森 光彦さん 写真家

今回も数多くの優れた作品が寄せられ、審査は白熱しました。表現の方法や視覚的な広がりなど、今まで以上に工夫された作品が多く、ミツバチに対する愛情がひしひしと伝わってくる画作りに感動いたしました。海外からの応募も増え、絵の中にお国柄が表れた、レベルの高い作品が多くありました。豊かな色使いで大胆な構図の作品や、切った色紙を貼るなど、実に根気のいる技法を使った作品もあり驚かされました。

結城 昌子さん アートディレクター

最終審査に残った作品はきらきらと輝いて、「私を見て」と語りかけてきます。選ばれなかった絵にも心踊る作品が数多くありました。海外作品は国の数も作品数も増え、試行錯誤しながら描ききる情熱が伝わってきて、そんな情熱に導かれながらの審査は幸せな時間でした。改めてミツバチの魅力は、世界共通なのだと実感しました。其々の思いは、国境を越えて確実に誰かの心を動かす。なんて素敵なことなのでしょう。

別府 薫さん 朝日学生新聞社 デジタル編集長

最終選考に残った作品のレベルが非常に高く、どれが大賞に選ばれてもおかしくないものばかりでした。そのなかで各賞に輝いたみなさんは、ミツバチをよく観察して自分なりの世界をつくりあげていました。海外からの応募が国も点数も増え、それぞれの国の文化をうかがわせる作品を楽しく拝見しました。くり返し応募してくださる方もいらっしゃり、成長が感じられるのも、このコンクールのよさだと思います。

山田 英生 株式会社 山田養蜂場 代表取締役社長

本年も昨年以上に多くの作品が国内外から届きました。高い創作性を感じられる作品が多く、嬉しく思います。切り絵やデジタル作品も増え、多彩な表現の魅力的な作品が多く、審査が難しかったです。キューバやケイマン諸島など初めて応募くださった国や地域があり、各国の文化が反映された作品に心が動かされました。平和の象徴であるミツバチを通して、今後も世界と日本を繋ぐコンクールを目指してまいります。

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