講評

審査委員長 佐々木 正己さん 玉川大学名誉教授

新型コロナウイルスが世界規模で蔓延する中、どうなるか心配したのですが、昨年以上の応募をいただき、安堵するとともに、大いに感激をいたしました。今回は一般の方の作品に力作が多いと感じました。コロナに伴うテレワークのおかげで、通勤時間を制作に充てることができた?などと勝手な想像をめぐらせたりもしました。

今森 光彦さん 写真家

たくさんの力作を拝見して元気をいただきました。全体的にオリジナル性が高く、かつ時間をかけた作品が多かったように思います。ミツバチを細かく観察しているからこそ誕生する作品が目を引きました。幼稚園や小学校低学年の子どもたちの作品の中には、大人では考えられないような大胆な構図があって今回も本当に驚かされました。

結城 昌子さん アートディレクター

審査会場には、大人から子どもまで幅広い層の方々が、ステイホームという未知の体験を受け止め、いっせいに手を動かした証が広がりました。前代未聞の状況に巻き込まれながら、人が自分のやりたいことに正直に向き合い、健やかに生きているという事実は、とてつもなく素敵なことだと感じさせていただきました。

別府 薫さん 朝日学生新聞社 デジタル編集長

ステイホーム期間に皆さんが色々な思いを抱えながら、ミツバチと、自然と、そして自分自身と向き合ったことが、作品を通して伝わってきました。写実的だったり、デザイン性が高かったり、また表現方法も多様性に富んでいたように思います。それぞれにオリジナルのすばらしさがあり、選考することの難しさを感じました。

山田 英生 株式会社 山田養蜂場 代表取締役社長

コロナの影響で続く自粛生活の中、窓からの風景や想像の世界など、工夫して描かれた作品が多く、非常に素晴らしかったです。今年も世界各国からご参加いただきましたが、香港やスロベニアなど、作品のレベルが年々上がってきているように感じました。これからも皆さまと共に、このコンクールを通じて自然や命の大切さを考えていきたいと思います。

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