講評

審査委員長 佐々木 正己さん 玉川大学名誉教授

ミツバチに対する愛情や自然を大切にしたいという思いが伝わってきて、嬉しい限りです。視点の広がりや手法の多様化も見てとれます。中でも、絵の迫力という点では、中学生の皆さんの作品が光っており、圧倒されます。以前に入賞した方の絵が、同じ方とは思えないほど違った視点で描かれているものもあり、感心しました。

今森 光彦さん 写真家

今年も数多くの力作を拝見いたしました。ミツバチの生態をリアルに描いたもの、デザイン的に処理されたセンスあるもの、絵本の世界に誘い込まれるようなメルヘン調のものなど、本当にバラエティーにあふれていました。
ミツバチは、特別みんなに愛されている生き物だということが伝わってきます。

結城 昌子さん アートディレクター

ミツバチが主役の作品に加え、日常風景の中に何気なくミツバチが登場する作品や、養蜂場面を描いた作品もありました。人間とミツバチが仲良く共存していることに改めて感動しました。最終選考に残った作品は、どれも「私を見て」と力強く語りかけてくるようで、試行錯誤しながら描ききる情熱が伝わってきます。

脇阪 嘉明さん 朝日学生新聞社 代表取締役社長

工夫を凝らした作品の多さに驚かされました。ミツバチを中心に置いた作品や魚眼レンズで覗いたような作品、俯瞰したような作品など、観察力を生かした作品が目立ちました。地球温暖化が年々進み、生き物が住む環境は悪化し、地球が悲鳴をあげているようです。そんな中、小さなミツバチを通じて、環境に関心を持っていただきたいと思います。

山田 英生 株式会社 山田養蜂場 代表取締役社長

限られたテーマであるにも関わらず6年間で14万点を超える沢山の作品を応募いただきました。それだけでも驚きなのに、毎年、前年を上回る斬新な作品が集まることに感動しています。ミツバチは環境と共生し、自然を豊かにしてくれる不思議な生き物です。姿・形を観察するだけでなく、その生態まで調べてみてください。ミツバチを好きになると、さらに魅力的な作品が描けると思います。

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