ミツバチの童話と絵本のコンクール

まんまる おつきさま おねがいよーう

受賞藤原 紫穂 様(千葉県)

なつの おわりごろに なると、
こんな こえが きこえてきます。
「ケムリンさん、ことしも おてんき、おねがいね。」
あっちからも、こっちからも……。
「ええ、まかせてよ。」
ケムリンさんは つぶやきます。
そう、
もうじき もりの ダンスパーティーの よるが
やってくるのです。
いちねんに いちどの、
みんなが たのしみに している パーティーです。
あめだけは ごめんです。
それで ケムリンさんは、
このよるは あまぐもの もくべいさんに、
おんせんりょこうに いってねって、たのみます。
なつの おわりに よく くる たいふうの
びゅーびゅーさんには、
みちくさしてきてねって たのみます。

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