みいちゃんは、おかあさんみつばちにたずねました。
「いろいろきれいなおようふくをきてみたけど　どれもちょうちょさんのようなすてきなおようふくがなかなかないの。」
とみいちゃんは、いいました。
おかあさんは、こたえました。
「みつばちは、このおようふくがいちばんあっているのよ。なぜなら、はやくとんだり、とおくにはちみつをあつめたりするのに　とってもいいおようふくだからよ。」

そして　おかあさんみつばちは、はちみつたっぷりのジュースとホットケーキを だしてくれました。

みいちゃんは、おなかいっぱいになりだんだん ねむくなりました。
そして　みつばちのおようふくで　ねむってしまい ゆめをみました。
ひろいおお空をとんだり　きれいなお花ばたけをじゆうにとびまわるゆめでした。

おきてみると、おとなのみつばちは、すでにたくさんのみつをあつめおわっていました。
みいちゃんは、いまのみつばちのおようふくが　だんだんたいへんすきになりました。
そして　いっぱいきれいなお花ばたけをじゆうにとびまわれるほうが　どんなにすてきなことかわかってきました。