「みんな、これが　なにか　わかるかい？」
「はちさん　いっぱいね。」
「これはね、みつばちの　おうちなんだよ。みつばちは　ここから　みんなが　みえなくなるぐらい
とおくまで　とんで　おいしい　はなの　みつを　さがしに　いくんだよ。」
「はちさん　とおくまで　とぶんだね。」
「そうだよ。たくさんの　みつを　あつめないと　いけないからね。 でも、みつばちは　しぬまでに 『スプーン　１ぱい』しか　みつを　あつめられないんだ。」
「たった　それだけなの？」
「はちさんって　すごい！！」
「そうだね。」

「これは、はちみつをとる きかいで
『えんしんぶんりき』と いうんだよ。」
「えんしん･･･？」
「へんな　なまえ」
「みててごらん。
ここに　さっきみた はちのおうちをいれるだろう。
そして　スイッチを いれると　ほら、 くるくる　まわってきた。 あまーい　はちみつが でてきたぞ。
こうして　はちみつを とるんだ。」
「すごーい！！」
「はやーい。」
「くるくるしてて　かっこいいー！！」
「ぼく　たべたく　なっちゃった。」
「ぼくも！！」
「わたしも！！」

「じゃあ、つぎは　みんなの　だいすきな　ホットケーキを
つくりに　いこうか。」
「わーい！」
「ホットケーキ、ホットケーキ！！」
「ぼく、だいすきなんだ。」
「わたしも」
「ここで　とれた　はちみつを　かけたら うまいぞー！！
ほら　ついた。 なかに　はいったら　ぼうしを　とろうか。」
「は〜い！」
「あれ〜　おじさんは、ぼうしを　とらないの？」
「お、おじさんはね、
い、いつも　かぶっているからい、いいんだよ。
それより、おいしい　ホットケーキを　つくろう。」
「うん、はやくたべた〜い」
ふー、うまく　ごまかせたかな。
ひみつ　ひみつ！！
「まずは　たまごを　わって　さとう、こむぎこ、
みるくを　いれて･･･」
「はやく、はやく」
「よし、できた。さぁ　やきにいこう。」
「わーい。いこう　いこう！」

「さあ、フライパンに ながしこんで･･･
プツプツ　あなが あいてきたら よっと ひっくりかえす。」
「うわぁ　とんだぁ！」
「すごーい！」
「うわぁ！！」
「おじさん　すごいね。」