ミツバチの童話と絵本のコンクール

蜂飼いマルク

受賞まうのすけ 様(北海道)

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あの 盗賊は ハチにさされた かおがいたくてたまらず、川でひやしていたところを 警察にみつかってしまったのだ。

町のひとびとも 盗賊には いつもひどいめに あわされていた。

「ゆうかんな ミツバチをわたしたちは かんげいする!
ずっとこの町で くらしてくれないか。」
みんな声をそろえていった。

マルクはびっくり。
きのうのことが うそのよう。

それから
ケーキ屋は ハチミツを まぜこんで焼き菓子を つくった。

コックは ハチミツで 料理にそえるソースを つくった。

医者は ハチの巣から 薬を つくった。

女の子は お母さんの 焼いたパンにハチミツを たっぷりかけた。

マルクの 木箱のなかではあたらしい ミツバチの こどもがうまれていた。

マルクは 町はずれの しずかな のはらに小屋を たてた。
もう 旅ぐらしは おしまい。
春になれば ここは いちめん 花畑だ。

マルクは とびかう ミツバチ たちをいつまでも ながめていた。

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