ミツバチの童話と絵本のコンクール

忘れないよ にじ海ワールド

受賞畑 美由紀 様(岩手県)

ピプンの言っていたとおりにきれいなにじ色のトンネルがあった。
海の中に太陽の光が入ってキラキラゆれていて、とてもロマンチック。
「ねぇー。そこのひとー!」
「な、なに?」
声のする方をむくと、足がたくさんついて、
フワフワ・ユラユラ泳いでいる者がいた。
「あたいはくらげのララだよぉー。ピプンにたのまれたんだぁー。
あたいがここを案内して あげるよぉー。」
「わぁ、ありがとう。あたしはハチのナナ、よろしくね」
「ところでナナー。このトンネルなんメートルあると思うー」
「うんとネー。300mかな?」
「ブー!このトンネルは、982mあるんだよ!」
「ヘェー。そんなに長いの?たいへんだー」
「でも、たいへんじゃないよぉー。ほらぁ、上をみてぇー!太陽の光がにじ色にみえるでしょー?」
「ほんと。こんなにきれいなら、長くてもいいわ」
2人は、上をみながらどんどん進んでいった。

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