「まあ、わたしの　おうちを　おぼえていてくれたのね。」
ちょこちゃんは　みみーちゃんが　すぐそばまで　ちかづくと、
たくさんの　ちいさな　みつばちたちをみて、
めを　まあるくしていいました。
ブーン　ブーン。
もちろん　おぼえていますとも！
だって　おともだちに　なったじゃありませんか。

きのう　みつばちさんは、
どんどん　どんどん　どんどん　
みみーちゃんを　おいかけて、ちゃあんと　たすけてくれました。

おまけにね！　はじめましての　おきゃくさま　まで　
つれてきてくれたんですよ。

「みつばちさん、ありがとう！」
そうして　ちょこちゃんは　みみーちゃんを　ぎゅっと　だきしめると、
にっこり　わらって　こういいました。
「おはなばたけに　やきたてのクッキー、
それに　ミルクは　いかがかしら？」