５つのはちみつをなめおわると
王おうさまはくびをかしげました。

「とてもとてもおいしかったけれど
どれもすこしなにかものたりないような……」

そのようすをみていたおひめさまは
王おうさまになにやらこしょこしょこしょ…

…
……というわけで

王おうさまはおおきないれものをもってきて……

５つのはちみつをいれると
グルグルグルまぜあわせました。

それをひとくちペロリ！！

「なんと！！これはさいこうのあじだ！！」

それから王おうさまは５ひきのみつばちにこういいました。
「これからは、 みんなちからをあわせてはちみつをあつめておくれ。」

５ひきのみつばちはなっとくがいきません。

それをきいた王おうさまは

「それなら　しんぱいいらないよ。」