ミツバチの童話と絵本のコンクール

ブンとなかまのカラフル森

受賞陣条 和榮 様(兵庫県)

ところが ちいさなむしたちがいなくなると
カラフル森はすっかりげんきをなくし
「はあ。」とためいきばかり。
そう、おちこみ森にかわってしまいました。

もりのくうきはどんどんわるくなり
きやはなもどんどんかれていきました。
「どうしてだ。なにがいけないんだ。
ここはオレのもりなんだぞ。
どうしてこうもからだじゅうがかゆいんだ。わけがわからん。」
おおきなくまは からだのあちこちを
ぼりぼりかきむしってぼやきました。

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