健康食品、化粧品、はちみつ・自然食品の山田養蜂場。「ひとりの人の健康」のために大切な自然からの贈り物をお届けいたします。
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ある冬のこと。毎日雪ばかりで蜂のみんなはこごえています。その希望の光となるのがルルルル合唱隊です。ルルルル合唱隊は1ヶ月前デビューしたばかりです。その合唱隊の音楽を聞くとだれもが温かくなるのでした。メンバーはルルルル蜂族のはる、ちる、みる、るるの四人です。
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しかし、コンサートの日、はる、ちる、みるがかぜをひいてしまい、コンサートが中止になってしまいました。世界中の蜜蜂たちが心配しました。治すには一族に伝わる特別な薬を飲まなければなりません。ただひとりかぜをひいていないるるは、その作り方を知りません。
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と、そのとき! るるは思い出しました。お母さんの日記です。ふるさとを旅立つときにもらったものです。もしかしたら作り方をのせているかもしれません。日記を開けるとたくさんの思い出が書かれていました。るるはなつかしさに胸がいっぱいになりましたが涙をこらえて1ページずつ大切にみました。
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すると、ありました。薬の作り方がばっちりのっています。作り方は、ルビー色のはちみつを丸く小さく固めるというのです。しかし、ルビー色のはちみつは特別で、10年に一回しか作れません。るるは落ち込みました。みんなも祈るしかありませんでした。
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一週間後、伝説の女王蜂がルビー色のはちみつを持っているといううわさを耳にしました。そこで、るるは友だちの少年蜂たちといっしょに旅に出ました。
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森にはいるとジャングルみたいでした。とげのある植物に羽があたってるるは怪我をしてしまいました。でも、どんどん奥へ入っていきます。進んでいくと珍しい植物があります。ウツボカズラです。落ちないように気を付けて飛びました。
F
しかし、るるがウツボカズラの袋のなかに落ちてしまいました。なんとか液につかなかったものの羽は上手に使えないので、今にも落ちそうです。
「どうしよう。このまま溶けちゃうのかな」「大丈夫だよ」少年蜂が言いました。みんなで頑張って引っ張ります。すぽーん。ウツボカズラから出られました。
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ウツボカズラが聞きます。「どうしてこんなところに蜂さんがいるんだい」「あ、あのね。魔法の女王蜂のルビー色のはちみつを探してるの」するとその場所を教えてくれました。
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その巣にいくと女王蜂がいました。「あの! ルビー色のはちみつを探してて、そのはちみつ少しだけくれますか?」「いいですよ」優しく言ってくれました。そしてそれを持って帰りました。
I
二週間がたちました。月の終わり、はちみつを作る時期が明日から始まります。ついに薬が完成しました。「できた! これでいいわ」さっそくはる、ちる、みるに飲ませます。すると、たちまちみんな元気になりました。
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もう春です。間に合ってよかったです。ルルルル合唱隊の歌が聞こえます。歌に元気をもらった蜜蜂たちはたくさんのはちみつを作ります。人間も蜜蜂たちもうれしそうです。今日も素敵な1日が始まりそうです。
