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「大きなクワガタムシくん、きみはかぜがひどいから、にゅういんしてください。」
大きなクワガタムシは、しょぼんとしてへやに入っていきました。
しずくちゃんは、元気づけてあげたいと、思いました。
一日たって、次の日、しずくちゃんは、何をしたら、大きなクワガタムシくんが、よろこんでくれるかなあと、考えていました。
びょういんに、ようすを見に行くと、大きなクワガタムシくんのまわりに、いろいろな虫たちが、おみまいに来ていました。
しずくちゃんは、こっそりまどのところから、見てみました。
よく見れば、ちょうちょさんは、きれいなにじ色の羽で、おどりをおどってあげています。
けむし三きょうだいは、むくむくの毛で、あたたかいふくを、作ってあげていました。
かまきりくんが、かまをつかって、今日の昼ごはんをつくっています。
二ひきのカブトムシくんが、自まんのつのですもうをして、見せてあげています。
テントウムシくんが、足のつけねから、にがいしるを、だしています。
「ぼくのにがいしるは、いい薬になるよ。」
大きなクワガタムシくんは、とってもよろこんでいます。
「みんな、ありがとう。」
それを見ていた、ちっちゃなしずくちゃんは、わたしも、大きなクワガタムシくんに、みつをとってきてあげたいなあと、思いました。
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