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みつばちの童話と絵本のコンクール

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受賞者コメント
審査員の講評


[童話部門 一般の部]

最優秀童話賞

『みつばち・クエスト』
水凪みなぎ 紅美子くみこ様 (群馬県)

 受賞のお知らせをいただいた時は、本当に本当にびっくりしました。

私だけではないのかもしれませんが、書いている最中は“悪くない思いつき
では” と高揚しているのですが、 書き上げたとたん憑き物が落ちたように
正気になり、 “やっぱりありきたりかも…”と今度は地の底まで落ち込んで

しまうのです。今も嬉しい半面、ちょっとこわいような気持ちです。

 さて、私自身は物語のようなドラマティックな体験はありませんが、小学生の時、急に大人びた同級生に興味をもち、ふと手に取った本の図書カードにその子の名前があるのを見て、思わず借りた事があります。

 あと、店の雰囲気は物語とは違いますが、ハーブティーを注文すると
ハチミツを添えてくれる喫茶店は、私の住む市内に実在します。

 本当にありがとうございました。受賞をはげみにいっそう努力いたします。




優秀童話賞

『ぼくの小さな庭』
竹下 知香ちか様 (東京都)

はじめに、このような機会を設けて下さった山田養蜂場のみなさま、
審査の先生方及びスタッフの方々に、深く感謝申し上げます。
 私にとって、ひとつのお話として投稿するのは、初めてのことでした。
今、我子を巣立たせる思いで送った作品が、目に留めて頂けたことに、
ただただ、歓びでいっぱいです。

 マンションの我家のベランダに苺の花が咲いた時、一匹の蜜蜂が飛んで
来ました。一握りの土の上で、自然の営みが繰り広げられることを尊く
感じ ました。私たちも自然の一員であることを思いおこし、その中で育まれ
ながら、成長していく過程での様々な思い出にも光を当てて甦らせてくれる 自然に、畏敬の念を持たずにはいられませんでした。

 これからも、現代に生きながら、私の魂に刻み込まれた記憶を丁寧にほぐして、今と過去から宝物を集め、つないで、誰の心にも宿る希望の灯を絶やさないお話創りをして参ります。この度は、ありがとうございました。




佳作

『桃色の海』
建内たけうち 若菜わかな様 (大阪府)

 このお話の中で、転校することを友だちに伝えたほうがいいと、かおりが父に言われる場面があります。これは、子どもの頃転校を渋っていた私に、私の父が言った言葉でした。そして昨年、娘もあのときの私と同じ年で転校を経験しました。

子どもは、自分の意思とは関係のない環境の中でも、健気に生きて
いきます。その力は、かおりが友だちと子豚を追いかけたような楽しい経験を通して、育まれていくのだと思います。子どもの頃、母が疎開先で子豚と遊んだという話を聞きました。それを思い出して、この場面を書きました。

 息子が小学校に入学して、童話を書き始めて1年半です。
「あのね、今日学校でね」と帰ってくるなり、話し出す子どもたちに耳を
傾けて、これからも書き続けていきます。

 これから進む道に、ぽっと明かりが灯り胸が熱くなりました。
本当にありがとうございました。


佳作

『夢みつばちのキリコ』
藤原 あずみ様 (千葉県)

 雄略天皇が三輪川のほとりで美しい娘に名を問いました。「赤猪子あかいこ」と
答えた娘は天皇の「嫁ぐなよ」の言葉を信じて、80年待ち続けました。古事記の中の話です。赤猪子は待つのを楽しんだのでしょうか、苦しかったの
でしょうか。おそらく両方だと思いますが、苦しい気持ちの方が多かったことでしょう。

 夢を見続けて、それを貫き通した娘を私は愛しいと思いました。
「待つことは信じること」。「運命の船」に乗れなかった赤猪子を船に乗せてあげたくて、夢みつばちの話を書きました。書き上げたら、自分への応援歌にもなりました。

 その作品が賞を戴き、美しい鏡野の里を訪れることができると思うと
嬉しくて仕方ありません。みなさま、ありがとうございました。


佳作

『友の震災』
神盛かんもり 敬一けいいち様 (兵庫県)

 定年という自分の時間を持てる立場になって、文章を書き始めました。

 何年か連続で応募してきましたが、今年も駄目だろうなと思っていた矢先、入賞の連絡をいただきました。昨年は何度も読み返して送ったはずです。
控えの原稿を改めて読み返し、「こう書けばよかった」とまた気持ちが
ゆらぎました。しかし、私にとって入賞は快挙です。

 以前に応募した作品は男の子が主人公で、ミツバチとのかかわりかたも
直接的で深いものでした。ふと見たミツバチと花の光景にすじ書きが
ひらめき、今回は女の子に登場してもらいました。激しい心の葛藤も友情も、私は女の子になったつもりで書きました。

 ミツバチを手で捕まえるほど私は虫好きの少年でしたが、登場人物が
女の子であるために、ミツバチの場面は抑えて印象的な表現にしました。

幼い日の記憶や思い出を膨らませ、作品が生まれたことを幸せに思います。




[童話部門 子どもの部]

最優秀童話賞

該当はありませんでした



優秀童話賞

『あゆちゃんへ まさしより』
鬼頭きとう あゆみ様 (三重県)

 このコンクールには、今までに何回か出したことがあるけれど、
賞をいただいたのは初めてです。とても嬉しくて夢のようです。

 今年の春に、わたしは、ある男の子から、しつこく「こちょこちょ」こうげきを受けていました。まちぶせしたり、ねころんでも、「こちょこちょ」してきました。「やめてよ」と言っても、してくるので、先生に相談しました。

 そうしたら、どうしてそんなことをするのかがわかったのです。去年同じ
クラスだった時に、わたしは、何かその子に貸してあげたことが
あったらしいのです。「ありがとう」とお礼を言いたいけれど、てれくさくて、
「こちょこちょ」していたそうです。

 なんだか変な話だけれど、その後は、もう「こちょこちょ」してきません。
いっしょに大なわをしたり、しょうぎをしたりするとても仲のいい友だちどうしにもどりました。

 こんなことがあって、今回の童話のネタがひらめきました。
これからもネタをさがして、童話を書くつもりです。




佳作

『世界一のロールケーキ』
丹治たんじ 花子様 (京都府)

 私は今回、初めてコンクールに応募しました。なので、当然、選ばれる
なんて思っていなくて、受賞がわかった時、とてもおどろいて、
すごくうれしかったです。

 この作品は、なにもかもが初めてで、とてもきんちょうして書いた作品
なので余計に、うれしかったです。

 私は、将来、作家になりたいと思っていて、「本格的にお話を書いてみよう」と思い、このコンクールに応募しました。これを機会にもっと、たくさん
お話を書いてみようと思います。


佳作

『みつばちとかけっこ』
大洞だいどう 日音ひなり様 (東京都)

 わたしは、今回、初めてのおうぼでしょうをいただけて、とても
びっくりしました。

受しょうのお知らせをいただいたのは、ちょうどわたしの9才のお誕生日
でした。神様からのお誕生日プレゼントのようで、とてもうれしかったです。

 朝日小学生新聞でこのコンクールのぼ集記事を見たのは、学校で
運動会のリレーせん手を決める時でした。わたしは、もっともっと速く走れるようになって、リレーのせん手になってみたいなと思っていたので、
「みつばちとかけっこ」を思いつきました。

わたしは、本を読むのが大すきです。お話を書くのも大すきです。
これからも、たくさん本を読んで楽しいお話を書きたいです。

そして、2才の妹が小学生になったらわたしの書いた本を一しょに
読みたいです。今回の主人公のひおちゃんは、妹の名前です。
妹も、受しょうを よろこんでくれています。ありがとうございました。


佳作

『梅雨明けの夏空』
あずま 里見様 (神奈川県)

 私は、初めて童話を書きました。入賞したと分かったときは、
とてもおどろきました。

 この物語は、きれいな虹を見たことを思い出しながら書きました。雨ばかりで、青空の少ない梅雨に姿を見せた、きれいな虹です。

 5月頃、ミツバチはよく姿をみせます。でも6月の梅雨に入ると、姿を消しています。そんな時にミツバチは何をしているのか考えました。勝手に連想を
ふくらませて、虹を見た記憶を重ねて、この物語ができました。学校の帰りに夕顔を見つけたのも、この話ができたきっかけです。梅雨明けを、ミツバチが虹と一緒に運んできたら嬉しかったのですが…

 新聞を読んでいて、このコンクールの記事を見つけました。
本を読むのも書くのも好きなので、応募してみました。

 将来、作家になりたいと思っています。自分の伝えたいことを物語として
伝えたいし、読む楽しさを知ってほしいです。私の物語を読んで下さって、
ありがとうございました。





[絵本部門 一般の部]

最優秀絵本賞
該当はありませんでした



優秀絵本賞

『ひみつ ひみつ』
かわはら さとえ 様 (兵庫県)

 絵本を見る事は、とても好きでよく読んでいましたが、自分で作りたい
と思ったのは、昨年の事です。絵本を作る学校に通い、 そこでこの
コンクールの事を知り、先生にも勧められたので応募させて頂きました。

 まず始めにしたことは、ミツバチを知る事でした。図鑑やインターネットで
調べてみると、知らない事ばかりでびっくりしました。私のように、ハチミツは好きだけどミツバチやどうやってハチミツが作られているのかなど、
あまり知らない人が多いのでは…と思い、少しでもミツバチやハチミツに
興味を持ってもらえるように、養蜂場のお話を考えました。

 今回、優秀絵本賞をいただき、驚きとうれしさでいっぱいです。まだまだ
未熟な点が多いですが、今回いただいた賞を励みに、いつかは絵本を
出版するという夢を叶えたいです。本当にありがとうございました。




佳作

『8月3日のプレゼント』
森 みちこ様(富山県)

 絵本作家になりたい!!それは私の長年の夢ですが、11年前、 一人娘を出産し、絵本に接する時間がふえて、その思いはさらに強いものと
なりました。それ以来、意欲的に絵本を創作し、持ち込みや公募にチャレンジしていたところ、このコンクールに出会ったのです。 なんてステキな
コンクールなんだろう!!ミツバチを通じて、大切な事を たくさん教えて
もらいました。感動のあまり、何回涙があふれたことか!!(笑)

 私がこのコンクールに参加するのは6回目です。そして受賞は今回を
含めて3回目、また、2年前から娘も絵本を創作するようになり、親子で 応募しています。目標は親子受賞ですが、2人で、ミツバチや命の大切さ などを話し合ったりする事は、受賞以上の大切なものをいただいている のかも
しれません。このステキな時間をくださった山田養蜂場のみなさま、 審査員の先生方、またずっと応援して下さってるみなさまに感謝申し上げます。


佳作

『雨のふる日に』
並村なみむら 有華ゆか様 (京都府)

 花は以前より好きで、プランター等でいろんな花を育ててきました。けれど、そこに飛んでくるハチや虫には、全く興味もなく過ごしていました。それが
4年前、このコンクールに応募させて頂いてから、やっと、花の上でもぞもぞと動いてる虫に、目がいくようになりました。今では、この小さな体の中に
いろんなエネルギーがつまっているんだと、感心しながら見ています。

 もう中年期に入ってから、イラストや絵を描いたりし始めましたので、
若い方が描かれたのを見ると、眩しいように感じます。絵にも年齢制限が
あるのかしらと、思う日は、花の上の虫を見ると、けっこう楽しいですよ。

 こんな生活に佳作という贈り物を下さった山田養蜂場のみなさまと
先生方に、心より感謝申し上げます。ありがとうございました。


佳作

『かさのなかにはどんなそら』
山岡 みね 様(神奈川県)

 昨年、佳作に選んでいただいたのですが、残念ながら授賞式には欠席
でした。後日、賞状等色々送っていただき、やっぱり伺いたかった… 
これは再度入選して行くしかあるまいと思いました。念願叶って嬉しいです。

 知らせを受けた時、ちょうど友人が遊びに来ていて一緒に喜んでくれ、
「お祝い!」と言いながらみんなでケーキを食べました。お蔭様で思い出深い一日となりました。ありがとうございます。

 次はもっと、自然の中でミツバチが成しとげる仕事を絵本にできないかと
考えています。昨年の作品は父に「猫の絵本なんて全然新鮮じゃない」と
おこられたにもかかわらず、前回以上に猫にしてしまいました。父には隠しておこうと思います。

 また、この作品を3才の息子に読み聞かせたところ、 「最後にコモドの
タータン(子どもの猫のこと)を描きなよ」と言われ、急遽書き直したりも
しました。「それが効いたんじゃないの」と友人に笑われました。
これからもがんばります。






[絵本部門 子どもの部]

最優秀絵本賞

『にじいろみつばち』
川口 仁美 様 (静岡県)

 川口仁美です。5さいになりました。

 いつもよる、おふとんの中でおかあさんがえほんをよんでくれます。
みつばちがでてくるえほんもあります。ほんとうのはちをみると、こわくて
にげてしまいます。でも、えにかくととてもかわいいです。あか、あお、
みどりのいろのみつばちがいたら、きれいでたのしいな、とおもって
かきました。

 しょうをもらえてうれしいです。ありがとうございます。




優秀絵本賞

『ハチのみいちゃんのおきがえ』
太田 明理紗ありさ様 (静岡県)

 絵本をかいたのは、このコンクールがはじめてです。さんかしょうが
ほしくておうぼしました。

 かきはじめてみたら、絵本をかくのがこんなに大へんだとは、
おもいませんでした。大へんでしたが、文しょうに、あわせた絵をそうぞう
しながらかくのが楽しかったです。

 わたしは、毎日なんどもおきがえするけど、みつばちは、おきがえしない
ところから、この作品を思いつきました。こんごもいろいろなコンクールに
だしたいです。




佳作

『なないろのはちみつこんぺいとう』
水谷みずのや 天音あまね様 (京都府)

 わたしは、4さいからえほんをかいています。そのほとんどは、うさぎさんやくまさんやたぬきさんなどが、でてくるどうぶつのおはなしです。こんかいは、はじめてみつばちのえほんをつくりました。そのえほんが、かさくになって
うれしいです。でも、かさくってなんのことか今もわかりません。

 「なないろのはちみつこんぺいとう」でくふうしたところは、みつばちたちが、おひめさまのためにいろんなはちみつをあつめてくるところです。
一ばんすきなところは、王子さまがおひめさまにこんぺいとうをたべさせて、まほうがとけたところです。

 おとうさんが、「10さつのほんもののえほんにしてあげようか」といってくれています。それがたのしみです。


佳作

『はちみつ工場のひみつ』
細川 和音かずね様 (香川県)

  私はハチミツが好きで、よくハチミツを買ってもらいます。

 今回、好きなハチミツのための絵本をかきました。

 どんな絵本にしようかまよいましたが、ミツバチたちが、花を育てたり、
ハチミツをつくったりしているとおもしろそうだったので、この絵本を
作りました。

 書きはじめは楽しかったけれど、最後のほうは、話がなかなか思い
うかばず、しめきりのギリギリまでかかり、大変でした。だから、 しょうが
とれてうれしかったです。これからも、楽しい絵本をかきたいと思います。


佳作

『ミツバチ学校』
水谷みずたに 美優みう様 (神奈川県)

 わたしの作ひんがえらばれたと聞いた時は、こころの中が、おまつり
さわぎになるくらいうれしかったです。ほんとうにありがとうございました。

 わたしは、かんさつすることと、絵をかくことがすきです。この本を書くことになって、何さつもの図かんを読んで、ミツバチのことをしらべました。

 家のにわには、絵本どおりに春になると、たくさんの花がさいて、ハチが
やってきます。そこでこのものがたりがひらめきました。ミツバチたちの楽しいようすをえがきたかったので、公園にあるゆうぐをテーマにしました。作文をかくよりも、そうぞうすることがすきなので、紙しばいや絵本を書くことが
とくいです。

 今、また、ちがったどうぶつをテーマに新しい絵本を書いています。
またきかいがあれば、どんどんチャレンジしていきたいと思っています。




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