「ひみつ ひみつ」
『ひみつ ひみつ』
@
あるひ、でんわが かかってきた。
「こちら マンドリル ようほうじょうです。」
『もしもし、 にこにこほいくえんです。 いつも おいしい はちみつを ありがとうございます。
きょうは、そちらの ようほうじょうを けんがくしたくて おでんわ しました。 3さいの こどもが 9にんと せんせいが ひとりです。』
「けんがくですか?」
『はい。こどもたちの だいすきな はちみつが どのようにしてできるのか おしえて あげたいのです。 つぎの げつようびの おひるごろですがよろしいですか?』
「わかりました。いいですよ。 さっそく じゅんび しましょう。」
『よろしく おねがいします。』
「はい。おまちしています。」
A
あっ!! しまった!!
つい「いいですよ」って いってしまったけど・・・ むかし こどもに みちを きかれて ふりかえったら びっくりして なかれて しまったんだ・・・
ほら。 こんな かおだと また・・・ どうしよう・・・
そうだ!! いいこと かんがえた。
B
ほら、これを ずっと かぶっていれば だいじょうぶ。 かおが みえないから こどもたちも ないたりしないぞ。
こりゃ いい!
ひみつ ひみつ・・・
「にこにこほいくえんの おともだち、 マンドリルようほうじょうへ ようこそ。 きょうは たのしんで いってね。
まず はじめに むこうに おいてある このぼうしを かぶろう。
じゅんびが できたら しゅっぱつだ!!」
C
「みんな、これが なにか わかるかい?」
「はちさんいっぱいね。」
「これはね、みつばちの おうちなんだよ。みつばちは ここから みんなが みえなくなるぐらい とおくまで とんで おいしい はなの みつを さがしに いくんだよ。」
「はちさん とおくまで とぶんだね。」
「そうだよ。たくさんの みつを あつめないと いけないからね。でも、みつばちは しぬまでに 『スプーン 1ぱい』しか みつを あつめられないんだ。」
「たった それだけなの?」
「はちさんって すごい!!」
「そうだね。」